第29回 日本耳科学会 総会・学術講演会

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ご挨拶

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会長ご挨拶

会長ご挨拶

第29回
日本耳科学会
総会・学術講演会

会長 欠畑 誠治

2019年10月に第29回日本耳科学会を山形で主催いたします。日本耳鼻咽喉科の中で最大の会員数を誇る分科会である日本耳科学会を、わが山形大学が初めて担当することは大変名誉なことであると思っています。山形でのこの学会を通じ耳科学の魅力を発信することが重要なミッションだと考えています。

 テーマは『OriginalからStandardへ』としました。

 来たるべきOTOLOGY2019 YAMAGATAでは、耳科学の世界の最先端を肌で感じてもらいその魅力を感じてもらうこと、耳科学をこれから担う世代を積極的に登用し、耳科学会をより活力のあるものとすることを目標にすえました。Next generation やNew generationの医師たちが、自分たちのOriginalを生みだし、それを世界へ発信し、そして世界のStandardにするための手がかりを、この学会で見つけて頂ければと考えています。

 本学会ではその目的の達成のため、多様なセッションを企画しています。20名以上に及ぶ海外の著名な耳科医や耳科研究者に参加頂くTheme session、今後の耳科学を担う次世代医師によるNext generation session、若手医師によるYoung Award session (New generation’s session)、また初めて耳科学会に参加する新入会医師のセッションを通じて、参加者の先生方の耳科学の直面している様々なトピックスに対する理解が深まることを期待しています。

 Theme session:この90分間の12のセッションでは最新のトピック、議論の多いトピックを国内外のトップサージャンやリサーチャーが共演します。Keynote lectureに続けて、日本では行われることの少ないラウンドテーブルの形式で、国内外の演者間で徹底的に議論していただきます。

 Next generation’s session:40代以下の次世代の先生による公募型の60分間のセッションです。自由に企画を練っていただき、その企画を買います。どんな企画がでてくるのか今から楽しみです。

 Young Award session (New generation’s session):この90分間のセッションでは事前に候補に選ばれた6名程度の若手耳科医(40歳未満)によるcompetitionを行い、最優秀演者を表彰します。若手医師の現在の地平を見たいと思います。

 初めての耳科学会:今回初めて耳科学会で発表する演者のためのセッションです。専攻医、研修医、学生の別は問いません。新鮮な視点からの発表を期待しています。

 すでに海外からの発表の申し込みの問い合わせも頂いております。日本中の先生方のみならず世界からの医師たちに、山形での耳科学会を通じて日本の耳科学の現在を、日本をそして山形をより知っていただければと楽しみにしております。